前言撤回日記

濃縮ウィークエンド

週明けに納品を突っ込みすぎた。
なかば自業自得だが、入稿が重なってしまったものは仕方がない。

しかし、なぜみんなでよってたかって週末になってから修正依頼や原稿や素材を送ってくるのであろうか。
この週末はビデオ見たりDVD見たり酒飲んだり友達の結婚パーティを冷やかしたりで忙しいんだよ。仕事してる場合じゃないんだからもう。

検索・置換

Flash MXとかやっていない方にはまったく意味不明なエントリーを。

Flashを使ってメールフォームなんかを作っていると特定の文字列を置換したくなる事がある。
タグを禁止するために半角の「< 」が含まれていたら全角の「<」に置き換える、などといった場合だ。
O’REILLYのリファレンス本にもStringクラスの辺りにやり方が出ているが、もっとラクチンな方法があったのでStringクラスにreplace()メソッドとして追加してみた。

System.useCodepage = true;
String.prototype.replace = function(searchStr, replceStr) {
  this.searchStr = searchStr;
  this.replceStr = replceStr;
  if (this.indexOf(this.searchStr) != -1) {
    tempArray = this.split(this.searchStr);
    this = tempArray.join(this.replceStr);
  }
  return this;
};

何の事はない。検索文字列をデリミタ扱いにしてsplitし、適当な配列に突っ込んだあとデリミタを置き換えてjoinしているだけだ。
コレをメインタイムラインかなんかに書いておくと

string.replace(検索文字列, 置換文字列);

で検索・置換が可能になる。

例)
sampleString = “いいかげんにしろ!この野郎!!”;
trace(sampleString.replace(“!”, “♪”));    //出力:いいかげんにしろ♪この野郎♪♪

パラメータが空っぽだった時の処理とかは省略しているので、ご使用の際は自己責任で(?)

探偵物語

TVドラマの「探偵物語」をレンタルして見始めた。
音楽やファッションなどから、始まって数分で「ああ、これは『ルパン三世』を実写でやりたかったのだな」と思ったのだが、そう思った直後に「ルパン三世のおじちゃん」みたいなセリフが出てきてずっこけた。思いっきり確信犯でやんの。

以前「ブラックレイン」を観て、正直なところ松田優作が何でそんなに高く評価されるのかわからん、と思っていたのだが、なるほどカッコイイじゃないですか。

さすがにセリフ回しなどに若干の古めかしさはあるものの今見てもじゅうぶんスタイリッシュだし、なかなかハジけていて楽しい。

回を追うごとにグダグダになっていく予告編も必見。

ロケッティア

050518rocket.jpg
ペットボトルロケット作りのイベントに参加。

作り方はいたってカンタンで、図のようなカンジで2本のペットボトルを組み合わせて作る。
500mlでも1.5リットルでも可。慣れれば丁寧に作っても15分もあれば完成するだろう。
ただ、実際に飛ばすには専用の発射台がいる。

水をボトルの1/3ほど入れ、斜め45度くらいに傾けた発射台にセット。ボトルの容量に合わせて10〜30回程度ポンピングし、発射台のレバーを握ると勢いよく飛び出す。
僕らのロケットは残念ながら35mほどしか飛ばなかったが、100m以上飛んだモノもあった。
発射台を買って研究したくなりました。

生ゴッホ

050513ticket.jpg
東京国立近代美術館で「ゴッホ展 孤高の画家の原風景」を見る。
イマドキは予習しようと思えばすぐにネットで調べられるのでお手軽でありがたい。
前日の晩に「ゴッホ」で検索して一番に出てくるところを拝見、ゴッホの生涯と代表作品、それが描かれた背景などをいちおう頭に入れ、オフィシャルサイトで割引チケットをプリントアウト(笑)。

当日昼に出て東京駅に隣接したビストロ「東京食堂」でランチ。
シャトルバスが混んでいたのでタクシーで現場へ。
着いてみるとすごい人混み。平日でこれでは休日になったらどうなってしまうのか。

で、恥ずかしながらゴッホの作品を生で見た経験と言えば、バブル華やかなりし頃、安田火災(現 損害保険ジャパン)が買った「ひまわり」を本社ビルに見に行ったくらいであったので、ほぼ初体験に近い。

彼の生涯はその悲劇的な顛末と相まって完全に伝説化しており、作品もさぞや狂気の淵をのぞき込むような印象を与えるのだろうな、と思っていたが、実際は意外にほがらかな雰囲気。特にモネの絵画に出会って以降は画風も明るく、シニャックなどの点描技法や日本画の表現様式に如実に影響を受けながら、様々な実験を繰り返しつつ知的で誠実な創作を続けているように見える。
実際の生活の困窮は彼を苦しめ、消耗させただろうが、絵を描いている時だけは「描く」という行為にすべてを集中していたのではないかと思う。

チケットにも用いられているアルル時代の作品が評価が高いのだろうけれども、個人的にはサン・レミ時代の「サン=レミの療養院の庭」や「糸杉と星の見える道」に惹かれた。また最晩年の「ドービニーの庭」に見られる艶っぽいタッチは、極度の精神的疲労から「ほとんど筆が手から落ちそうになりながら」描き上げた、という本人の記述とは裏腹に、躍動感にあふれ、ゴッホ・スタイルの成就を見た、という感じがする。

その他にもシニャック、ゴーギャン、ミレー、セザンヌ、広重や英泉などのゴッホに影響を与えた作品や、「開かれた聖書のある静物」のモチーフになった父親の遺した聖書の実物などが展示されており、かなり充実した展覧会でした。

小型連休

ゴールデンウィークは積み残しの仕事を片づけるつもりでいたのに全然そんな時間はなく、あっという間に終わってしまった。実質、休みらしい休みは2日くらいか。
どの辺がゴールデンなのだ。

AT

お客さんのTさんに会いに行ったついでに水道橋に寄ってこれを見てきた。

鉄はヤバイ。目の前にそびえる高さ4mの荒削りな鉄のカタマリは、元は空想の産物でありながら、すでに兵器としての圧倒的な存在感とリアリティを放っている。これが目の前に迫ってきたら、ちょっとちびるかも。
プラモデルすら満足に完成させられない僕には考えられないような大仕事。サンライズの許可も公開後に取得済みのようです。

050509mac.jpg 本体は撮影禁止なので他の作品を。アール・ヌーボーというか、鉄を使った有機的で幻想的なオブジェの数々。これはパソコンです。ちゃんと動く。

050510bolt.jpg これは会場で買ってきたボルト。作者のkogoroさんが自分で刻印されている。

なんでも作るよ。

no music, no noise

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なぜか数年続いているイラストの仕事がある。
企画を出す時にサムネイルに適当に描いたイラストのラフがクライアントに気に入られてしまい、仕方がないので自分で描いている。とは言え、本業はデザイナーなので普段はイラストを「素材」としてハンドリングする立場であり、そういう目で見て自分のイラストがいかにつたないかは身にしみて判っている。まあ、絵を描くのはキライではないので楽しいような、それでいてどこか気の重くなるような微妙な仕事ではある。

で、僕は仕事中にまわりがどれほどうるさくてもあまり気にならないタチなのだが、唯一、音楽がなっているとまったく集中できなくなる。そのため、いつも無音状態で地味に仕事をしているのだけれども、たまたまイラスト描きをシコシコやっている最中にiTunesで音楽をかけてみたら、意外と集中できている事に気付いた。
どうやら音楽と仕事の関係はノーミソの右と左のどちらを使っているかによって(文字通り)左右されるらしい。

デザインは割と感覚的な仕事だと思われがちだが、意外とロジカルなアプローチが必要な事も多かったりする。だから普段は音楽が邪魔になるわけだ。絵を描く、という行為は感覚的な作業なので音楽との相性がいいのだろう。
というワケでスピッツの「スーベニア」とかをかけながら鼻歌まじりで一日じゅう絵を描いた。腕が痛い。

小金井公園

050504koganeipark.jpg 天気もいいので仕事をサボり、お弁当を持って小金井公園へ。
お手軽なレジャーは誰でも考えるとみえて、五日市街道で渋滞にハマる。貫井橋から公園前まで2時間あまり。着いたら3時である。お昼ご飯というカンジではなくなってしまった。

時間が余ったら江戸東京たてもの園にでも行くかと思ったが、フリスビーやシャボン玉で遊んでいるうちに夕方になってしまう。
久しぶりに飛んだりはねたりしたので全身筋肉痛。でも身体を動かすってやっぱり気持ちいい。

ローマ人の物語

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ローマ人の物語 新潮文庫

塩野七生さんのローマ人の物語が文庫化されていたので、たまには仕事に関係ない本でも読もうと購入。十数巻出ているのだがとりあえず1・2巻を買ってみた。
まだ未読のため書評ではなく装丁に関してコメント。

表紙は古代ローマの硬貨をあしらったシンメトリックなデザインである。シンメトリの構図は宗教的と言ってもいい格調高さ生み、広い余白は上品な雰囲気を演出する。
色も落ち着いたパープル・グレーで風格があり、文庫ながら、持っていてちょっとうれしい、という仕上がりになっている。

このあたり文庫版1巻冒頭に書かれているように塩野さん本人の「書物」というプロダクトに対する強いこだわりによるもののようだ。
新潮文庫のブックカバーは背表紙に定形のレイアウトがあり、色についても作者によって決まったテーマカラーを用いているのだが、この本はそのフォーマットからはずれ、塩野さんのテーマカラー(ピーコック・グリーン)ではなく表紙の色をそのまま引き継いだ背表紙になっている。
表4(裏表紙)は大理石の地模様で古代ローマを表現。
アルド(15世紀の出版事業者)のいう「グラツィア(優美)」をともなった装丁である。

カバーをはずすと普通の新潮文庫なんですけどね(笑)。

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