








行っちきたもんね
三鷹市美術ギャラリーにて「谷岡ヤスジ展」を見る。
一人だったため「鼻血ブー!」や「よ〜来ち下さいましたに」などの記念撮影はできず、少々残念。
原画や巻物状の自筆年間スケジュールなどの展示内容も興味深いが、なかでも第5部の「谷岡ヤスジギャラリー ?マンガと美術の境界?」は、谷岡ヤスジのマンガにおける絵画表現をストーリーから切り離し、アートとしての視点から再評価する試みで、とくに惹かれた。
今まで谷岡マンガをアートの視点から眺めた事はなかったが、確かに線、構図、余白やタイポグラフィなど、グラフィック的にもかなり完成度が高い。
本人は意識していたとは思えないが、広告表現の多くの手法が谷岡マンガの様々なコマに見られる。
意外だったのはデビュー前後は割とありがちな4コママンガで、絵もそつなくうまいんだけど、取り立てて特長のある画風ではなかったこと。
それが70年代に入ると突然、例のシュールで大胆なタッチへ変貌する。
作家に何があったのか。興味をそそられる。
それにしても、谷岡ヤスジの代表作を家人に問われて初めて意識したのだが、じつは僕は彼の作品をタイトルに関係なく「谷岡ヤスジのマンガ」としてしか認識していなかったようだ。
「ヤスジのメッタメタ ガキ道講座」とか言われても全然ピンと来ないのであった。
ンーム。
