前言撤回日記

俺を撮れ、と奴らは言った。

071107syria01.jpg ↑ぜんぜん知らない人たち。

テロ支援国家の呼び声も高き、中東の火薬庫シリアに丸2年住んだ知人が11月に帰国するというので、その前に一度、と現地を訪ねてみた。

で、そのシリアであるが、すげえ平和。
しゃっくりも出ないくらい平和。
治安もよく人もやさしくメシもうまい、いたって穏やかなお国柄である。

事前にそれなりに情報を仕入れていた事や、滞在場所が首都ダマスカスの中でも高級住宅街であるアブロマーニの一角であった事もあり、文化云々ではそれほど大きなギャップは感じなかった。
気温も日本とさしてかわらず、それどころか乾燥しているためずっと過ごしやすい。
ただし高級住宅街と言ってもそこは中東の小国。その辺り一帯、車はおおむね路駐、電話は不通、しかも夜になると水が止まる。
だがそんなものは慣れてしまえばどうという事もない。

ギャップは感じなかった、と書いたが、驚いた事が2つばかりある。

ひとつは野菜や果物がヤケクソにうまいこと。
水質のせいか気候のせいかは知らないが、とにかくうまい。
ニンジンやピーマンも生で食べても苦みもえぐみも臭みもなく、さっぱりシャキシャキしていて、それでいて野菜の風味や甘みはしっかりあるという。この国では野菜嫌いの子供なんて存在しないのではないかと思うほど。
また、梨やブドウには皮ごと食べられる種類があって、スナック感覚でさくさく食べられ、しかも安い。
今回は季節的に果物の旬ではなかったが、春先なら桃やサクランボなど瑞々しいフルーツが安価で手に入る。フルーツが好きな向きにはたまらない所だろう。

もうひとつは道行く人々が写真に写りたがることである。
とにかくモデルには事欠かない。
たとえば建物なんかを撮っていると呼び止められる事がある。
シリアでは私服の秘密警察がそこかしこにいて、軍事関係の施設や大使館などを撮っているととがめられたりするので、その手の話かと思うとそうではない。
「建物を撮るなら俺をいっしょに撮れ」というのである。
撮ったあとは写真をくれでもなく、見せろでもなく、「撮られて満足。」なのだ。よくわからない(笑)。

ただやはり宗教的な理由もあって女性はあまり写真に写りたがらない。
写りたくないオーラが出ているので声もかけづらい。
おっさんの写真や子供の写真を撮りたければシリアは絶好の場所かもしれない。子供かわいいし。

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2件のコメント

  1. え〜な〜♪
    そいえば、ブッシュさんに【テロ支援国家】に入れられてましたね

    コメント by kim — 2007.11.08 @ 4:55 PM

  2. その節は色々とご面倒を……。

    商人の国なので例の国とはテロ支援つーより単純にビジネスとして付き合ってるんだと思うんですけどね。
    いずれにせよ欧米のメディアからの情報だけで一方的に判断できる問題ではないですな。

    コメント by kohashi — 2007.11.14 @ 5:39 AM

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